1.連結事前調査の実施

連結決算書の作成は、内部取引の消去、内部利益の除去といった連結消去仕訳をきることがメインの作業となりますが、このメインの作業を円滑にすすめるためにはあらかじめ準備作業を行うことが重要です。 そのひとつ ...

2.連結会計方針の決定

親会社と子会社の決算書を合算する前に次のような連結会計方針について選択が必要なものは選択しておくなどあらかじめ連結会計方針を明らかにしておきます。 連結範囲・持分法の適用範囲 連結会計期間 会計処理の ...

3.連結資料(連結パッケージ)の収集

親会社と子会社の決算書を合算する作業に入る前に前にあらかじめ連結決算書を作成するために必要な資料を可能な限り全て収集しておきます。 個別ベースの貸借対照表 個別ベースの損益計算書 個別ベースの株主資本 ...

4.連結決算書の作成

連結決算書の作成は、連結会計ソフト上などで帳簿外の取引である連結仕訳を計上していくことで行われますが、手順として必ず換算、組替、合算を行なってから連結仕訳を行うという順序で行います。順序を間違えると再 ...

5.連結開始仕訳の計上

開始仕訳とは、連結初年度から前期までの連結上の仕訳のうち、資本と投資の相殺消去に関するものと、未実現損益の消去仕訳のように連結上の損益に影響を与える仕訳をまとめたものです。 したがって、売上高と売上原 ...

6.連結注記の作成

連結決算書は、連結貸借対照表や連結損益計算書により企業グループ全体の財政状態や経営成績を表しますが、連結決算書を理解するために必要な連結会計方針及び補足情報は財務諸表に注記することで開示します。そのほ ...