連結決算の手順をイメージで解説



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連結消去仕訳

  1. 個別決算書の修正
  2. 投資と資本の相殺消去(資本連結)
  3. 債権債務の相殺消去
  4. 内部取引の相殺消去
  5. 未実現損益の消去
  6. 持分法の適用


未実現損益(内部利益)の消去とは

内部利益とは、商品を連結グループ内で取引した場合に、外部から仕入れたときの価額と内部取引額との差額がある場合のその差額をいいます。

内部利益は、個別決算書上においては例え支配従属関係のある企業グループ間で行なわれた結果生じたものであろうとも、取引の相手方に対する商品等の引渡し又は役務の提供が完了しその対価の収受が行なわれている限りは実現した収益に基づく利益として当然に損益計算書の利益に計上されるべきものとなります。

しかし連結決算書の作成過程においては、この内部利益のうち、連結内で仕入れた会社が連結グループ外へ商品を販売してはじめて利益として実現するので未実現として消去する必要があります。具体的には、連結決算日現在にいずれかの連結会社の資産となっている棚卸、固定資産、有価証券に係る内部利益が相殺消去の対象となります。




未実現利益の消去具体例

親会社P社が連結外部のA社から100で仕入れた商品に10の利益を上乗せして子会社S社に110で販売した。なお連結決算日現在S社はこの商品を外部に販売していないため、S社の在庫となっている。なお、連結決算日現在代金の決済は未済みである。この場合の連結消去仕訳(内部取引の相殺消去、債権債務の相殺消去、未実現利益の消去)はどうなるでしょうか?


P社

売上原価 100 現預金 100
売掛金 110 売上高 110

S社

仕入高 110 買掛金 110


解答はページ下部にあります。




解答:(内部取引の消去)売上高110/仕入高110、(債権債務の相殺消去)買掛金110/売掛金110、
(未実現利益消去)売上減価10/棚卸資産10



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